通信制大学院で学ぶメリットと注意点について
通信制大学院で学ぶメリット
通信制大学院のメリットには、学費の安さが挙げられます。通学制は2年間で最低でも100万円以上かかりますが、通信制では数十万円で済むのです。また、学習面でも様々なメリットがあります。通信制大学院には現役の学生だけではなく、会社員や育児中の人も多く在籍しています。その理由は、仕事や育児と両立できる環境が整っているからです。通信制大学院は自学自習がメインであるため、自分の都合に合わせて勉強できます。また通学制と異なり、毎日登校するわけではありません。多くの通信制大学院では、主に週末にスクーリング日を設けています。1回のスクーリングで集中的に学ぶのが特徴的です。
履修科目によってはオンラインスクーリングを行っています。大学が遠方であったり、どうしても登校できない人には魅力的な学習方法です。
通信制大学院で学ぶ際の注意点
メリットが豊富な通信制大学院ですが、注意点もあります。まず学費に関しては、学部によって金額が異なります。通信制でも100万円以上かかるケースもあるため、事前にしっかりと調べておきましょう。また、学習面でも注意が必要です。自分のペースで学べるといっても、油断はできません。通信制大学院は難易度が高いため、勉強をしない空白期間が長くなるほど学習についていけなくなります。レポートや試験が不合格になった場合は、単位を修得できなくなります。
学習でつまづかないためには、毎日短時間でも勉強したり、疑問点はすぐに解決するなど工夫をしましょう。
通信制大学院は、学費が比較的安い上に自分のペースで学ぶことができるので、家事、仕事などとの両立がはかれます。